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ダーツ初心者の押さえるべきポイントもいよいよ書く事が少なくなってきました
今回は【フォロースルー】です以前の記事の中でポール・リム氏が
A-B-Cと言っていましたね、そのCの部分
つまりダーツの矢が手から離れてからについてです
残心を示す
なんのことだか分かりませんよね
武術等で使われる言葉です
空手で試合を決定つける一撃が入った後に決めた側の選手が行うあの動作です
弓道でも、矢を放つ一連の動作を射法八節として分類されており
その最後に残心が含まれております
余韻を残しながらも一定の緊張感であるとかを表すことです
格好いいですよね、ダーツにも取り入れてみましょう
意識する点はダーツを投げ終わった状態を少し維持する
腕を伸ばしたままにするということです
ちゃんとした理由もあります
格好を付けることが目的だけではなくて
この残心をすることによってメリットがあります
・打ち終わりの状態を維持するので腕の伸び具合の確認が出来る
・一投一投のリズムが作りやすい
等が揚げられます
まず腕の伸び具合についてですが
ダーツを投げるときは対象となるナンバー(例えばブル)
に向かって腕が伸びるようなイメージを持ちますよね
手首をぶつけるイメージの人もいれば、指先でタッチするイメージの人もいます
いずれにせよ対象に向かって腕は伸びきった状態になるはずです
その部分の確認が非常にしやすく調子を崩しにくく、修正もしやすいのです
次はリズムです
残心をし一度動きを止める(完全に止まるわけではありませんが)ことにより
気持ちを落ち着かせることができるのではないでしょうか?
例えばカウントアップで自己最高点が出せそうな時って緊張しますよね
そのような時って余計な力が入っていつもと違うリズムやペースで投げてしまうことがあるはずです
しっかりとチェックポイントを作ることによってしっかりとしたリズムで投げましょう