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昨日の投稿では知野真澄選手については軽く触れる程度でしたが
今日はもっと詳しく知野選手について掘り下げてみようと思います
目次
プロフィール
東京の荒川出身です
小学生の頃は劇団に所属しており【子役】としてテレビにも出演していたようですね
ダーツとの出会いは高校生になってからですが
熱が入り大学生ながらもダーツのプロとして活動をしています
現在は消滅してしまったプロ団体【D-CROWN】での活動です
いい成績を上げていき2010年には
職業【ダーツのプロ】となります、つまり大学を中退です
すごい決断ですね。
しかしながらD-CROWNは2012年で消滅してしまいます
ここで多くの選手は移籍することになります
PERFECTかJapanのどちらかです
知野選手はPERFECTに移籍し、Japanには村松治樹選手らが移籍しています
移籍当初は上手く対応出来ていませんでしたが
ご存知のとおり2014年のツアーでは年間チャンピオンです
現在も勿論トッププロとして活躍しております
ちょっとゲスな話
知野真澄選手のことをグーグルに尋ねると
検索予測に、【彼女・結婚・嫁】等といった単語が出てきます
これは、中々ないことですよね?それだけ検索している人が居るということで
女性人気の高さが伺えます
話を戻して、バレルとセッティングの話
知野選手のバレルは自らの名がついた
DMCバトラス セイバー 【MASUMI】というものを使用しています
シャークカットで構成されている癖の無いトルピード型のバレルです
で、知野選手が特徴的なのはセッティングです
非常に短いシャフト(多分一番短いタイプ)を使用しています
バレルは41mmと「ちょっと長いかな?」と思いますが
バレル後部すぐのところにフライトがあるような印象さえ受けます
これはかなり飛びにも関係してきますよ
明らかな放物線のイメージを狙ったシャフトのセッティングです
細かな矢速や放物線の角度はフライトで調整していると勝手に想像します
(知野選手はスリムフライト使用)
スロー分析
昨日に引き続きこの映像です
スタンス・セットアップ
スローラインに対して45°位の角度が付いています
典型的なミドルスタンスですね
前後の体重比率は7:3または6:4といった感じを受けます
セットアップでは右目とターゲットを結びチップを合わせていて
地面に対して腕が直角になるように構えています
テイクバック
テイクバックは倒すというよりは
少し肩の方に引っ張ってくるという印象で小さな動きです
テイクバック最下点でのタメは無いです
セットアップから「トン・トン・トン」とリズミカルにスローに移行しています
スローとフォロースルー
スローのタイミングはセットアップの位置を少し過ぎたくらいです
ここが一番腕の振りの速度が出ているんでは無いでしょうか?
また、肘の跳ね上げも大きく行っているので、プッシュが強めだと思います
が、フォローでは手首が完全に【お辞儀】をしています
[手首をうまく使ったプッシュ系のスロー]と表現しましょうか
腕を振るというより、「ボードへボードへ」という意識が働いているのかな?
まとめ
スローが全体的に柔らかいという印象が受けられます
関節も柔らかいのでしょう
そして放物線のイメージを具現化するために、脱力も上手いのだと思います
おわり