脱・脱・脱力ダーツ

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ダーツにおける脱力って結構大事だと思うんですよね

このサイトでは以前テイクバックで脱力という記事を書きました

が、今回はスロー全般において脱力することに迫っていこうと思います

私も、現在取り組み中ですので随時追記していきます

脱力することのメリット

まずは脱力することのナニが一体大切なんでしょうか?

そのことの振り返りを行い、脱力することの目的をハッキリさせておきましょう

再現性が高い

一言で言えばコレです【再現性

ダーツは的に向かって矢を投げるという単純な作業の繰り返しですので

この再現性ってものは【ダーツ上達の本質】といっても過言では無いと思います

 

「体に覚えさせる」だとか「フォームで固める」

といった意識は突き詰めていけば【再現性】にたどり着くはずです

 

例えばあなたが20Tを狙ったとします

その時「いつもの」フォームで「20Tを狙った時の意識」で

セットアップからフォロースルーという一連の流れでスローします

 

この「いつものフォーム」ってヤツは

上手く行った時】あるいは【上手くいきやすい】フォームですよね

 

つまり、【上手くいった】という結果があって

その結果を再現するフォームのはずです

勿論、体が無駄に動かないだとかいうのは大前提ですけど

何故、脱力することによって再現性が高くなるのか

前述したようにダーツは単純作業の繰り返しなので

一日のプレイの中で何百投もスローしますよね(カウントアップ1プレイだけでも24スロー)

 

ここで逆に力一杯スローするイメージを持ってみてください

まともにダーツしたことある人なら考えなくても分かりますよね?腕がスグ駄目になります

そんなスローを続けられますか?という話です。

 

ですので

なるべく腕に負担をかけないスロー

長時間に耐えうるスローが必要で、脱力すべきなんです

具体的な脱力イメージ、谷田 孝夫という素晴らしい選手

脱力の参考になるピッタリの選手がいます

ダーツ歴40年以上、還暦を過ぎてもツアーに参戦し

JAPAN16もしばしばという驚異のおじさんプレイヤー谷田 孝夫選手です

勿論、谷田選手がダーツを始めた頃はソフトダーツというものが無くダーツ=ハードダーツでした

 

【ワンタン】の愛称で知られる渡部 紘士選手らと凌ぎを削り

日本代表として世界の舞台で戦った経験も持つ、まさにレジェンド谷田 孝夫選手

そして、以下の動画を見ていただきたい

なんと美しいフォーム、力みのないスローでしょうか

ちょっと、悪い癖でスローを部分ごとに注目してみます

スタンス

オーソドックスなミドルスタンスです

前足に体重を乗せすぎず6対4位で前後のバランスを取っていると思われます

他のプロの人たちにも言えますが、体をブレさせないため、肘を引いた左手は絶対動かしませんね

バレル・グリップ

バレルはストレートに近いトルピードタイプです

かつてはストレートバレルだったらしいのですが

恐らくダーツの重みをストレートより感じれるトルピードの方が優位と判断したものと思われます

自分自身で設計したらしいので、並々ならぬものを感じますね

 

グリップは3フィンガーで中指をチップの下側に持ってきています

安定性とスロー時の指離れを両立していると思います

セットアップ・ユーミング(エイミング)

セットアップは直角で腕を若干伸ばし、体が縮こまることを防いでいるはず・・・

エイミングは初めに視線をターゲットに合わせてからダーツを持ってくるという印象です

テイクバック

テイクバックは伸ばし気味のセットアップからなので

ダーツの重みを十分に感じることができると思います

引いてきて、自然に腕が倒れる限界点まで持ってくるという感じです

スロー

スイングスローです

直角の意識そのままで振っています、ボードの20-ブル-3の縦ラインで振っているのだと思います

また、リリースポイントも早めなのかな?

フォロースルー

ブルというボタンを人差し指で押している感じです

また、フォロースルーの時点で力は既に抜けきっているような状態です

手首で投げているのだと思います

まとめ

全体的にゆったりとしたフォームです

崩れにくくて安定感があるはずです

2017シーズンは参戦していないようなので動向が気になります

もっと、美しいフォームが見たいです!!

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ポリプ

ダーツにハマって5年の男ポリプです 情報を発信していくことで 自分自身の【ダーツ熱】をもっと高めていこうと思い開設致しました 持論が多いので、鵜呑みにせず暖かい目で見ていってください RtはAAの下だったりAの上だったりします コメントや、お問い合わせでドンドン意見や上達術を教えてください

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